くじらベーコン

今では高級品となってしまった、鯨ベーコン。25年ほど前までは、当時炉端焼きといわれた、今でいう居酒屋などで、お通しとして、てんこ盛りで出てきたものが…。
 今現在鯨は、動物愛護としてのクジラという見方の方が強く叫ばれていますが、
今から数十年前までは、鯨は日本人の貴重な動物蛋白源でありました。
しかも鯨肉は、とてもヘルシーな食品です。鯨肉のエイコサペンタエン酸(EPA)は血液の擬固を抑制し、動脈硬化の予防に効果を発揮します。又、EPAは発ガン予防効果も認められています。鯨肉は鉄分がとても豊富で貧血症の方にもぜひお勧めいたします。鉄分の形態が際も吸収されやすい(ミオグロビン鉄)と呼ばれる有機体の形になっており、鯨肉は鉄分の大変良い供給源になります。鯨肉にはナイアシンが多く含まれておりますので、皮膚炎などに効果があるといわれてます
くじら肉と他の畜産肉の比較(100g中)
食品名

カロリー (cal)

たんぱく質(g)
脂質(g)
カルシウム(mg)
127
23.0
3.0
11
260
17.5
20.5
6
354
14.1
32.5
7
135
21.0
5,0
4
142
16.4
8.0
7
ご注文は商品ページよりお願いします。お使いのブラウザの『戻る』か、右ボタンでお戻りください

鯨ベーコン

高価な品なのにファンが多いですね。

髭鯨(他に歯鯨)だけがもつウネスという部位を
塩漬けした後、ボイル、着色、冷風乾燥
大体こんな感じでベーコンになります

生の『うねす』を極薄くスライスしたものは刺身で
また、強めの塩分でボイルしただけで食べるのもたいへん美味しいものです

左上の写真は200gスライスパックの全容

左中の写真は200gスライスパックを
全量お皿に盛り付けたものです

左下の写真は〈赤ブロック〉

右下の写真は無着色の〈白ブロック〉です

ミンク鯨《さえずり》

『さえずり』とは、鯨の舌のことです
大きいものは畳み半畳ほどのものもあります

脂質が多く、また歯ごたえもあり、極強い塩水か、
もしくは塩漬けにした後ボイルして食べます

写真は塩漬けした後茹でたもので
2〜3mmの厚さにスライスしてお召し上がり下さい
塩分だけでも美味しくいただけますが
辛子醤油で召し上がってもたいへん美味です

さらし鯨

鯨の尾びれを薄く千切りにして湯でたもので
白くチリチリの形状をしています。
関西方面では「尾羽毛」(おばけ)と言われ、親しまれています。
良く見かけるのは、ミンク鯨やゴンドウ鯨などの尾羽を混ぜ合わせたものが多いようです。
写真のさらし鯨はミンク鯨だけを使った品です
ブレンド品より歯ごたえが良くコリコリしています
酢みそや酢醤油でお召し上がり下さい

ミンク鯨《尾の身》

昔から高級でした「鯨の尾肉」、今では「まぼろしの」が付くほど珍しい品になってしまいました。

現在市販される鯨の多くは、南氷洋での調査捕鯨によるものがほとんどです。

左の写真で白い縞模様のように見えるのが、
上質な脂肪部分です。
ご存知のように鯨は100%天然で育つ為、牛肉のようなしつこい脂質でないため、お子様・お年よりにも安心して召し上がって頂けると思います。

ミンク鯨《ウネス》

「うねす」とは、髭鯨だけがもつ特異な部分で
主に鯨ベーコンの原料になります。

写真でお分かりいただけるように、
透き通るくらいうすくスライスしないと、
繊維質に邪魔され噛み切るのがたいへんです。
しかしその味わいは、上等な尾の身にも引けを取らないほど『旨いっ!』です

是非一度お召し上がり下さいませ